<< (Report for a travel in Europe)出発前日 - The day before leaving | main | (Report for a travel in Europe) 12th Feb. 2014 Copenhagen >>

(Report for a travel in Europe) 11th Feb. 2014 Narita-Copenhagen


お店に立ち寄った友達の後ろ姿。


8:30-11:30

朝食を食べずに家を出発。睡眠はまぁまぁ。休日だが電車はやや混んでいた。日暮里ではスカイライナーは満席で乗れず。代わりに青砥で乗り換えて少し時間をかけて空港に行くことに。もともと特急料金の列車で行くつもりだったので、これは最初の予定通り。しかし青砥の駅でのんびりしていたらたホームを勘違いして電車を逃しそうになる。駆け込み乗車で特急に乗車。2時間前に丁度到着。あらかじめ送り込んでおいたスーツケースを受け取り、チェックインカウンターへ。心配性の母が空港まで送ってくれたので、少しだけファミレスで時間を潰す。あしながおじさんからメッセージを受け取る。気に入った街があれば住み着いてしまいなさい。とのこと。こういったいい加減なことを言ってくれる人がいると、気分が楽だね、と母と話す。成田は雪が降っていたが、大きな問題はなさそうである。飛行機は10分遅れの12:40発。

11:30-12:30

手荷物検査ではどうにもテンパってしまい、荷物を出そうと検査場の人の前まできたら、チケットがどこかに行ってしまった。あせってあちこち探すが、見つからず絶望する。そしたらコートの下から出てきた。大きめのボストンバックを持ち込むため人よりものが多い。

搭乗口に着き、時間にも余裕があるので化粧室に行こうとしたら、大変なことが起きた。小・中の同級生のMちゃんと会ったのである。モーツァルトの国でCAをしている彼女である。10年以上会っていなかったのに何故私が彼女に気がついたか不思議である。あまりにも興奮したので飛び跳ねてしまった。雪の影響で昨日ミュンヘンに飛ぶ予定だったのがキャンセルになって今日になったとのこと。ミュンヘンに行く予定だと行ったら、時間があればウィーンに来ても良いとのこと。現地の大学院に在籍する別の友人もいる。まだ予定は未定だが会えたら素敵だ。

夕方〜夜

さて、そんな小説みたいな再会を経て、漸く飛行機に搭乗である。最初、隣にスカンジナビア人の男性が座ったのだが、別の席の友人の隣に移ったようで、結局2席を一人で独り占めして過ごした。場合にもよるのだが、飛行機の中では寝れない人間である。家でいつもあんなに寝ているのに、なぜかはわからない。今回もほぼ一睡もしなかった。機内では恩田陸の「ユージニア」を読む。最近小説はめっきり読まなくなったが、なんとなく線を引いたり、文章の構成について分析してみたりした。大学は理系で物理と数学で受験した人間であるが、基本的には私は完全な文系人間だと思っている。人間にそういったわけ方が適応されるならの話だが。それから友人の論文を読みちゃんと理解しようとしたが数ページ進めて挫折。ipodを聞こうとするが、飛行機のノイズが煩いため集中出来ず。イアホンも音が悪く映画も見る気がせず。結局考え事をしながら過ごす。Tにしてみれば2週間前に突然来ると言われて迷惑極まりないだろうな、としみじみ考えるが、もう飛行機に乗ってしまっているし今更どうしようもない。それから過去について考えた。過去に人に言われた言葉、人の顔が頭を跋扈して、なんとなく泣きたくなった。ますます寝れなくなる。機内食は2回。おにぎりも出た。もしも死ぬほどお腹が空いて、飢えていたら、私はおにぎりを所望すると思う。だいたい考え事をして時間を潰した。なまじっか疲れているため、難しいことはあまり出来なかった。自分の未来について思った。結局とりとめもないことしか浮かばなかった。3年前も同じように飛行機に乗って、同じように眠ることが出来なかった。記憶とは不思議なものである。似たような風景を見て、突然10年前のことを思い出したり、誰かのことを考えて5年前のことが目の前に浮かんできたり、そのくせ一昨日何を食べたか覚えていないのである。時間は平等に与えられているはずなのに、人が過去に過ごした時間に与える価値とはまったく等しくない。ある3日間が非常に重要で忘れがたいものになり、ある半年が苦痛で死にそうになるくらい退屈であったりする。退屈な日々も人生の中の数日間をいっそう輝かせるものであるとすればとても愛おしい。と言えないこともないのだ。



さて空港の出口で予定通り友達が出迎えてくれた。3年半振りの感動の再会であるが、会って真っ先に思ったのはこの人こんなに大きかったかな?ということである。スカンジナビアンが我々のサイズから規格外なのは成田で既に明らかになったが、そういえば、彼は世界一平均身長の高い国から来た人間であった。自分は小人である。なんとなく愉快だった。疲れているはずなのにちょっぴりはしゃいで、メトロとバスで彼がルームシェアするアパートに向かった。

現地に着いて驚いたのは想像よりもまったく寒くないことである。体感は東京のそれか、やや寒いかだが、海が近いせいか空気が澄んでおり呼吸するたびに良い気分になった。欧州は今年は暖冬であり、後に友人に聞いたところ、ここ10年で最も暖かい春のような冬だとのことである。なんとなく拍子抜けな気がしたが、まったく悪くない。歓迎すべき事態である。

荷物を整理すると、お茶を飲みながらとりあえず一息つく。お土産をあげる。何故休みがとれたのか、今の私の状況を説明する。それはfiredされたんじゃなくてquitしたというのが正しいよ、と言われたが面白いのでfiredという表現を使った、と説明しておいた。とりあえず飛行機の中で思ったことや今まで考えたことを喋って聞いてもらった。それから彼の現在の話も聞き、他の同居人についても話してもらった。夕飯を食べに出かける時に彼の同居人(大家)の女性と子供に出くわした。アイスランド出身だそうだ。アイルランドではない。念のため。秋葉原で買ったお土産やコアラのマーチとたけのこの里をそれぞれあげた。

バスに乗って夕飯を食べに行く。若い人たちが住んでいるエリアだそうだ。いつも思うが人に連れてってもらうと地名などを覚えずに終わる。オーガニックのお店に入る。失礼を覚悟で言うが北欧の料理にまったく期待していなかったので、普通に美味しかった。何だったかよく分かってないが。ただ、フライにした人参と、そこらへんで摘んできたようなサラダを出された時は笑ってしまった。これがオーガニックというものなのか、デンマークだからなのかよく分からない。

湖の周りを散歩して、バスにのって帰宅。天気も最高。湖に街が反射して、とても美しい夜景であった。ちなみにその日は疲れているはずなのにまたほとんど寝れなかった。原因は不明。いつも寝すぎて自己嫌悪になれるくらいなのに、今回は睡眠力ってすばらしいと真剣に考えた。

2014年冬 欧州旅行 | comments(2) | -

スポンサーサイト

- | - | -
 
気に入った街があれば住み着いちゃいなよ。
そしたら次は私が遊びに行くぜ( ^ω^ )
日本は今週末も大雪になりましたよー。
まを | 2014/02/14 20:39
どこにするか検討中だからちょっと待っててね。笑
ニラ | 2014/02/15 00:50
Comment