2018年1月8日「冬の旅」高橋悠治/波多野睦美@オペラシティリサイタルホール

2018年1月8日(月・祝)14:00開演
東京オペラシティリサイタルホール

 

シューベルト歌曲集「冬の旅」全曲演奏会 2018

 

高橋悠治(ピアノ)
波多野睦美(メゾソプラノ)
 

美しい声のMS、波多野睦美を聴きにオペラシティへ。

小ホールの方でしたが、ホール内は満席でした。

あまり予習せず行ったのですが、きちんと対訳付きのプログラムが配られて良かったです。

 

他のコンサートでこの曲を聴いたことがないから比較は出来ないけれど、高橋悠治さんの「冬の旅」のピアノは個性的で良かったです。波多野さんのファンですが、無理のない自然な発声とヴィブラートを抑えた響きが美しかった。

ただ、高橋さんが最後の音を出し終える前に拍手が起きて雰囲気が壊れてしまったのは残念だったなぁ。

ドイツ人が失恋ソングを作ると長々と冬の旅、アメリカ人が作ると"I thought about you"になるのかなぁ、なんて思いました。

パユリサイタル@オペラシティ

世界的なフルート奏者、エマニュエル・パユのリサイタル@オペラシティ。

ベルリンフィルの演奏映像を見ると、まぁ当たり前なんだけどパユがいちフルート奏者として吹いている。そんなベルリンフィル本当に凄すぎ。。

 

現代曲を中心に取り上げたプログラムで、音色の美しさと技巧の両方を楽しむことの出来るコンサートでした。

個人的な理由で感傷的になってしまったのですが、きっと素晴らしい音楽とは自分の内側にある感情を引き出してしまうのでしょう。悪い意味でも、良い意味でも。

 

魔法のように奏でられるパユの音楽を最後の一音まで聴き逃すまいとする聴衆は美しかったです。

 

武満 徹:声(ヴォイス)(1971) 
マラン・マレ:スペインのフォリア 
ピンチャー:Beyond (A System of Passing)(2013)
フェルー:3つの小品 
ヴィトマン:小組曲 (2016)
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132 
武満 徹:エア(1995) 

 

・ヴァレーズ:密度21.5
・ドビュッシー:シランクス

アルディッティ弦楽四重奏団@東京文化会館小ホール

2017年6月24日(土)
アルディッティ弦楽四重奏団
@東京文化会館小ホール

ヴァイオリン:アーヴィン・アルディッティ、アショット・サルキシャン
ヴィオラ:ラルフ・エーラース
チェロ:ルーカス・フェルス

 

ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調

細川俊夫:沈黙の花

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バルトーク:弦楽四重奏曲第6番 Sz.114
西村朗:弦楽四重奏曲第6番「朱雀」(2017/世界初演)

 

ラヴェルのカルテットは久しぶりに聴きましたが、流石現代音楽の演奏に慣れているチームという感じで、呼吸するような自然な演奏に感じられました。こういう曲の弦楽器は音程が難しそうだなー。「沈黙の花」は解説にあった通り、日本の生け花と能の世阿弥の著作からインスピレーションを得て作られた曲だそうです。15分弱ほどある曲でしたが、書道の達人が白い半紙に文字を書いてる様子を想像しながら聴いてたら、割とあっと言う間でした。聴く方も集中力を求められる曲。

後半の西村朗氏のカルテットは世界初演でした。演奏後、ご本人も登場。
 

2017年4月28日(金)大石将紀 サクソフォン・リサイタル

2017年4月28日(金)
19:30開演(19:00開場) 

@白寿ホール

 

[出演]

大石将紀(サクソフォン)
黒田亜樹(ピアノ)
有馬純寿(エレクトロニクス)

 

[プログラム]

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビュッシー:シランクス ※サクソフォン・ソロ
グラス:グラドゥス ※サクソフォン・ソロ
フィトキン:ゲート
ライヒ:ヴァーモント・カウンターポイント ※サクソフォン・ソロと多重録音

 

面白いコンサートでした。

一点気になったのが、ピアニストの方が普段着すぎたこと。

サックスの方がちゃんとした格好しているのに、伴奏者がラフ過ぎるとリハーサルかよ!みたいな感じで視覚的に違和感がありました。演奏が楽しかったので後半は気にならなくなったけどもなんか不思議だったな。。

 

ドビュッシーのシランクスが良かったなぁ。

ユジャ・ワン2016 Sep. リサイタル(9/4神奈川&9/7サントリー)

【9/4(日)横浜・神奈川県立音楽堂】

 

【演奏曲目】

シューマン: クライスレリアーナ op.16
カプースチン: 変奏曲 op.41
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 op.106「ハンマークラヴィーア」


【アンコール】

プロコフィエフ:ソナタ 第7番より第3楽章
ラフマニノフ:悲歌 op.3-1
カプースチン:トッカティーナ
ショパン:バラード 第1番 op.23
モーツァルト:トルコ行進曲(ヴォロドス/ファジル・サイ編曲)
 

 

9月7日(水)19時 サントリーホール

(カジモトのサイト参照)

【演奏曲目】
シューマン: クライスレリアーナ op.16
カプースチン: 変奏曲 op.41
ショパン: バラード第1番 ト短調 op.23
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 op.106「ハンマークラヴィーア」

【アンコール】
シューベルト(リスト編):糸を紡ぐグレートヒェン
プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83「戦争ソナタ」から 第3楽章
ホロヴィッツ:ビゼー「カルメン」の主題による変奏曲
モーツァルト:(サイ/ヴォロドス編):トルコ行進曲
カプースチン: トッカティーナ op.40
ラフマニノフ:悲歌
グルック(ズガンバーティ編):メロディ
 

Giovanni Allevi Piano Recital Japan tour 2016

Giovanni Allevi Piano Recital Japan tour 2016
@Hama Rikyu Asahi Hall

 

[Set List]

1. Helena
2. Downtown
3. Go with the flow
4. Yuzen
5. Come with me
6. It doesn't work
7. Lovers
8. Lovin you
9. Amor Sacro e Asteroid
10. The other side of me
11. La stanza dei giochi
12. My Family
13. Asian eyes
14. Sweetie pie
15. L'albatross

 

Encore


1. Aria
2. ?
3. Chopin(17歳の時に初めて書いた曲)

11月11日 ユジャ・ワン リサイタル&セッション@アップル表参道

表参道アップルに超絶技巧ピアニストのユジャ・ワンが来ました。某カジ○トの優先入場券が当たりまして、姉に付き合って頂いて、イベントを見に行ってきました。18:30くらいには到着したのだけど、既にかなりの人が並んでいて、19:00には凄いことになってました。優先入場のおかけで、前から2列目くらいを確保。凄く臨場感があって良かった。舞台にはスタンウェイが運び込まれていて、一体一泊おいくらなのかなぁ、と考えてしまいました。

19:00前くらいに、ユジャが現れる。リハも兼ねていたみたいで、指ならしを開始。だけど、観客もめっちゃ聴いていて、拍手なんかもされちゃって、とても居心地が悪そうでした。本番では弾かなかったけど、スクリャービンの左手のプレリュードの冒頭を弾いていました。これはいつかフルで聴きたいな。

曲は、いつもアンコールで弾くような、超絶技巧で有名な曲を弾いてくれました。大きなホールなどで弾くのとは違うのか、ちょっと緊張が伝わってきました。私はピアノを弾くわけではないので、詳しいことは分かりませんが、一曲を通しての集中力がまず凄いなと思いました。それから、一音一音が凄く綺麗。

後半は、ファッション雑誌の編集長とのやりとりや、観客からの質問。セッションは若干ぐだぐだな感じが否めなかったです。笑 が、この人もピアノ弾くだけじゃなく、普通に本読んだり、買い物したりするんだよなー。と感じました。ちなみに、一度来た服は二度と着ないのでしょうか。。。他に女性のピアニストと言うと、アリス・オットとかユリアンナとかが有名ですが、この3人もまた対照的。アリスは裸足で、ユリアンナはいつもパンツスタイル(少なくともスカートを履いている画像をあまり見ない)。なんかいろんな意味で個性があって、面白いよね。。やはりコンサートだと、音だけでなく視覚で楽しむ部分も多分にあるわけだから、これはこれで良いと思います。

 

セットリストはこんな感じ。

1.「くるみ割り人形」より(チャイコフスキー)

2.二人でお茶を

3.スペインの歌遊び(シューマン)

4. トルコ行進曲(モーツァルト・ヴォロドス・サイ)

5.糸を紡ぐグレートヒェン(シューベルト・リスト)

6.カルメン・ヴァリエーションズ(ビゼー・ホロヴィッツ)

 

世界的なピアニストを超・間近に聴けるとても貴重な体験でした。帰りは表参道のロハスなカフェでご飯を食べました。